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emmuree LIVE DVD 『XXXX. Paint It Black』

5月27日のSHIBYA O-WESTの公演が収められたemmuree初のライブDVD、「XXXX. Paint It Black」

9月19日のサマカニの日に発売という事で、先行物販に間に合うように行ってライブ前に当然Get!
とにもかくにも、6月の単独公演以来、emmuree熱は高まる一方で、まさに首を長~くして待ってました。

実はこの公演、私も実際行っているのですが、当時は今ほどはまっておらず、また曲名が一致していないものも多くて、そこまで鮮明なイメージとしては、実は残ってはいないのです…。ただ、相当満足してしまったのと、格好良かったのは覚えている。

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シンプルなデザイン。

19日のライブ後、帰宅時間がかなり遅くなったんだけど、我慢しきれずちょっと見て寝よう、と思って見始めたら最後。
止めどころがわからんかった。

格好良くて な。

つけた瞬間から、既にカッコいいのである。


不思議な映像である。
カラーであることを忘れてしまうくらいの、モノクロのステージ。
色彩は奪われ、全て、彼らの作り出す深く濃い色に染められてゆく、画面。それは、ライブでアンミュレを見るときに感じるのと、とても近い感覚だと思う。

映像がまず特徴的。
対象を中央に据えて、ハッキリ色鮮やかに写すものではないのである。
歪み、滲み、視点は逸れて、背景と同化する人物…。やがて視界はぼやけ、闇に溶けてなお、響き渡る歌声、演奏。

光と、影が入り混じる。青と黒と、赤いライトに、ごくごく押さえられた色合いが印象に残る。
それが最強に格好いい。

次々と移動してゆく視点は、自分がライブで実際に見る視点と似ているようにも思える。
映し出す方法は、いくらでもあるだろうし、くっきりと鮮明に、ライブの模様を収録することもできただろう。
しかし、あえての、このような写し方。

このDVDは、ライブを映し出すものである以上に、ライブの空気感までもを表現しているように感じられます。
鮮明でないからこそ、かえってイメージが膨らむような感じ…上手くいえないけど。


なんだか、PVのような映像である。emmureeのライブのプロモーションビデオのような。
MCも殆どなく、観客も殆ど写らない。歓声も、拍手も、コールもない。…まあそれは、emmureeのライブでは通常そうであるようなんで、仕様だと思いますが…。
そうした余計な何かが無いだけに、いっそうemmureeのライブの雰囲気を味わえると思う。


よくあるDVDのような鮮やかな映像では、emmureeの空気感、雰囲気のようなものは、こうも伝わってこないと思うし、表現できないだろう。
重苦しく、息が詰まりそうで、心も視界も、全て飲み込まれて、捕らわれてしまうような空間。
‘幽閉’された世界。それが、emmureeのライブで感じること。

それに近いモノが、この映像からは感じられる気がするよ…

つまり、これは。
emmureeのライブが体感できるものである、とも言えるかも知れぬ。
見るとまたライブ行きたいなあ、と思ってしまうのですが…(笑)


音もいいし、これはホント、いいですよ。
一曲目の「サイレンス」で、速攻で射抜かれました。
初っ端がこの曲なのがまた、素晴らしい。

“emmuree”って、フランス語の辞書を引くと、「閉じ込められる」、‘幽閉’という意味なようで。
そんな、バンドの世界観を象徴するような詩に、メロディー。
延々と繰り返され鳴り響くギターの旋律は、耳鳴りのようにまとわり付いてくる。最初から一気に心鷲掴みですねこれは。。

DVDでは個人的に、「喉を刈られた…」のところが好きだ…(ピンポイントだな)

そして、指先まで美しい、ヴォーカルの想さん。
勿論、姿が美しいんですが、それ以上に表現者として美しい。歌声、ライブパフォーマンス、存在感。
ライブ中の想さんは相当、神懸かっている。恐ろしいほどに。
あんまり色々なバンドのライブを見ているわけじゃないんだけど、こういうヴォーカルを見たことが無かったから、余計に衝撃だったのかもしれない。
何よりも、歌声が素敵なんですよね。初めてライブに行ったときから、ずっと魅了されています。

ベースの朋さんが不動なため、画面に何度も写っても「あれ…、さっきと同じ映像かな?」なんて錯覚すら覚える(笑)

そんな朋さんのスタイルが ス キ ダ ・・・


ちょう素敵な美麗長髪の朋さんが、長髪愛好者の自分にはとても気になる存在です。この公演では、髪を巻いてアップに。素敵だ~けど、個人的にはストレートロングのままで、垂らしている方がより嬉しいかも…!
巻き髪もしかし似合う。素敵。

朋さんのベースを弾く手が好きなんですが、手元もしばしば写るのが嬉しい。
アンコールの時に、ベース肩に掛けてもらっているのがかわゆです。


とにかく、観客がいることすら忘れてしまうくらい。観客が殆ど写らないの。
ラルクのDVDではよく観客の様子とかも映るけど、そういうのが殆ど写らないから、なんとも不思議な感じがします。これは観客のいるライブだったんだろうかと思ってしまう(笑)


DUNEの頃のラルクのような「絵空事の色彩」という曲。この曲は前から好きなので(ラルクっぽくて)、このWESTで聴けたのをよく覚えてます。ハルカさんのギターが気持ちよくて、この広い空間にはいっそう似つかわしく感じたなあ。透明感、浮遊感。壮大さ。いにしえのラルクに通じるものがあると思う。

「祈り」は、サビうを歌い上げる、想さんの歌声が心地よい…。この曲も大好きです。
ゆったりした曲だと、想さんの美声がよくよく聴けるので嬉しいですね。
DVDでも、その美声がしっかり収められていて、嬉しい限り。


前半は聞き易い、そして美しい曲が多いのですが、中盤にはダーークな曲が。。。
メンバー、主に想さんも、最初はあまり動かず、美しく歌っていますが、次第に熱が加わって、激しく。

この狂気の沙汰こそ、あんむれ…なんだろう。「葬列とxxx」は、初めてライブで聴いてあまりに禍々しくて強烈な印象が残ったんだけど、やっぱりライブでやって欲しい曲だな~。「呼吸」とかも。
艶のある歌声を聞かせてくれるかと思うと、不安定に、壮絶な叫びに。しかし、ぶれない。

「Gray note freak show」。辛うじて両手で数える程度にしかライブに行っていないけど、自分が行った公演では毎回聴けた気がする(新潟は無かったけど)。この曲もやはりライブで聴きたいよねえ。格好いい。

激しい曲と、美しい曲と、織り交ぜながらのセトリですね。
改めて見ると、このライブに行った時の記憶がちょっと蘇る…。かなり曖昧になっちゃっていたけども。
今思うと、行っといてほんと良かったな。


WESTの、広い空間。ステージ。
ハルカさんの伸びやかなギターに、想さんのよく通る歌声は、その広い空間に、とてもマッチしているように思うんだ。

またこうした大きな会場で、彼らを是非見たい。
今度は、このライブに行った時とは違って、完全なるファンとして行けるしね(笑)



あんまりライブDVDって見ないのですが、これはちょっと例外だな…
あえて、ハッキリ写っていないのが良い。雰囲気があって。



本日より、店頭でも買えるようになったよーです。お薦めです。




アルバム『灯陰』の出た頃のなのでちょっと前のですが、モノクロだけどPVっぽい映像なので…お気に入り。
PV撮って欲しいなあ。


お気に入り

emmureeの曲が言わずもがな、ずーっと最近のブームです。

もう寝るんだけど、BUCK-TICK聴いていたら結局アンミュレに来てしまった。
アルバムをライブごとに買い揃え、今は手に入るものは全て揃ってます。

手に入らないもの…

ライブでの配布音源も非常に多く、また、実は10年以上も活動しているバンドということもあり、古い音源は現在じゃ入手不可…。


興味を持つと、とても掘り下げたくなる性分なため、こういうのは本当にツライ。
emmureeの10周年記念本に、全曲解説っぽいのが載っているのですが、わからないのが3割位はあるような気がして涙モノ…
セットリスト見ても、これは持っていない曲だとか、ライブでも「この曲聴いたことない」というのがあって、大変もどかしく思うモンです…がっ。

たいへん有難いことに、過去の音源をご厚意により、まとめて聞けるようになりまして(涙)
ネットやっていて良かった~!と思う瞬間は、過去にも何度かありましたが、最近で一番感激しました…
本当にありがとうございました。


そんな事もあり、まだまだはまり中でございます。


今聴いているのは、去年かな。発売された『灯陰』というアルバム。
初参戦したライブにて、当時出たばかりのシングルと、会場限定音源だけ買って帰ったのですが、ライブが素晴らしく良かったのと、音源がこれまたどちらも大当たりで大変ツボだったため、すぐさま通販してしまったのです(笑)

emmuree音源としては、かなり新しいものですが、自分にとっては最初の方に聴いたアルバム。

色々な彼らの音源を聞いてきて、改めて『灯陰』に戻ってくると、良さを再発見します…
バラエティーに富んでいて、様々な趣の曲があるし、バランスがよい。
想さんもとてもいい声だ。

アンミュレのミディアム~バラード系の曲は、ことごとくツボですが、そうでないのも聴くうちにはまる…

『DUNE』や『Tierra』がそうですが、第一印象が凄くいい、聞き易いキャッチーなのよりは、最初そうでなくても、聴くうちにだんだんと、いつの間にか何故か好きになっている…パターンの方が、より深くはまるように思います。

『灯陰』の曲も、最初にいいなと思ったのと、今では好きな曲が変わってます。


今月は行けないけど、また来月辺りはライブに行きたいなあと思う。
音源も勿論良いんです。しかし、ライブだとこれまた、ぐっと良さが上がる…。
ライブ行って、一気に興味持ちましたからね。



BLACK IN BLACK

RISKY “G”の51th周年祭 『BLACK IN BLACK』@新潟CLUB RIVERST

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6月の公演でemmureeに大ハマリしてテンションMAXなところ、この公演を知りまして、速攻で「行きたい!」と思ってしまった“黒服限定”。


詳細が発表された当初、まだ9GOATSのステージも見たことが無かったため(その前にサマカニがあったからそこで見るのは確定だったんだけど)、23日の面子は、これは自分には美味しすぎるだろうと思いまして。
そして新潟…近県なため、高速バスで結構早いし値段も安いという、その地理的な親しみも手伝って、遠征を決めてしまいました。
新潟、昔家族で海と言えば新潟だったし、上越には何度も城と寺を見に行っているのですよ…(上杉好き)
旅行がてら行ってくるぜ~と宿まで押さえて臨みました。


開場を待つ、黒服の行列ったらね。
道行く人がみんな見るんだもんね(笑)そらそーだよね。怪しいっすよね。
私もホテルのエレベーターで、黒尽くめ&髪も黒で結構長いため、相当怪しかったんだと思われ。ちょっと恥ずかしかったよ…。

入場すると、会場内はdeadmanが流れていました。リアルタイムじゃ勿論知らなかったけど、後々CDを買って結構聴いていたので、おのずとテンションは上がる。前日はLaputaだったみたい。Laputaも私は大好き。
会場内も当然真っ黒。なんか新鮮。
会場は結構狭かったです。そしてステージが低い。入り口が上手側で、ローチケの遅い番号で入った自分は当然出入り口付近に陣取る。アンミュレはベースの朋さんが上手にくるので、見易くてちょうどよい。
美麗長髪メンバーが大好きなため、朋さんを観るべくいつも上手寄りに…

開演時間ちょうどくらいに暗転。


◆ DEATHGAZE

デスゲイズって、勿論初でしたが、カッコ良かったです!
ヴォーカルの藍さんの笑顔がとても素敵。
よく合間合間で‘ニコッ’としてたんだけど、あんだけ尖った歌唄ってってるのに、この優しさ…なギャップがなんか、素敵だった。
ギターが長めの黒髪で、前髪ヴァッサーな振り乱して弾いているのがカッコいいす(黒髪長髪愛好者 笑)
ハードなのばっかりで、終始暴れる系の曲でしたが、予習してる時聴いた中には綺麗な曲もあったので、せっかくなんでそういうのも聴きたかったかも。ライブだと楽しいから、終始賑やかなのも良いんだけどね!

ファンもみんな熱くて、すんごい盛り上がってました。楽しかったです!


◆emmuree

そして二番手。私のお目当て、emmuree。

先ほどまで、あっれだけ大いに沸いてた会場が、一気に静まりかえる。
同じ会場だろうか?と思ってしまうくらいの会場の空気の変わりよう。そしてそこで、全くブレないアンミュレの皆様…。
鮮やかで熱かった眼前の景色は、突如としてその色彩を奪われた。


サマカニで、若干物足りなさを感じてしまったのですが、ここでは最初から最後まで、見事なまでの暗黒。濃い。
完全なる会場の ‘幽閉’ …

見たかったemmureeが見られたーーッ!と、思ってしまいました(笑)


セットリストがまさしく暗黒でしたね。
どれもダークで攻めてる曲ばかり。

想さんはワイドパンツ&袖が長めのカットソーで黒…この衣装、実は見たこと無いか…?いや去年見たっけな?
首モトが大きく開いているため、肩が見えそうで可愛いのです…!
今回は黒色に唇を染めていました。黒い唇の想さんが好きだ。
私も黒のワイパンでしたけど、それは完全に想さんの影響です(笑)ワイドパンツ結構流行ってるようで、服屋でよく見掛けたので、つい買ってしまったのですよ…。

そして朋さん。朋さんは今回、まっ黒なスーツ!今回はパンツスーツなのね!
割とスカートとかフェミニンなイメージがあるのですが(衣装が黒くて詳細がわかりませんが)、今日はメンズな…。いやメンズなんだけども(笑)
長髪だしお化粧してて綺麗だし、髪巻いてアップにしてたりピンヒールにスカート(?)だったり、フェミニンな印象があるんだけど(ご本人は別にフェミニンな方じゃないけど、ステージでの見た目が)、これはカッコいい!
そして細さが際立つ…
あっ、でも去年初めてライヴ行ったときは、朋さんスーツにハットだったか。

ストレートの髪を垂らしていて、ホント素敵でしたわ…。腰よりも下に届くくらいの超ロング。
私もだいぶ髪が長いのだけど、もっと長いと思う。ベース弾くたびにさらさらと揺れる髪が…ほわ~すてきだ~~。

もう、いっそ、朋さんの長髪にからまりたいZE…(馬鹿すぐる)


長髪が好き過ぎる病。


つーかハルカさんの柄Tが気になってしょうがなかった(笑)なんか富士山とか描いてないか?いつもスゲエ柄の着てますが、いっそう珍しいの着て来たね…っつーか黒く無いじゃないですか!(笑)
ハルカさん、今回も凄く楽しそうな感じで…ギターで遊んでるような感じで弾いているのが印象的だった。

ゆっきーさんは当然黒の半袖ジャケットだった気がする。ゆっきーさんマジいけめんです!
ラルクもドラムがユッキーだから、何だかとても親しみ沸くよね…


とか言いつつ、結局はセンターの想さんばかりを目で追ってしまうのです。
想さんカッコいいよ。ステージ上での圧倒的な存在感には、いつも息を呑んで見つめてしまう。目が逸らせない。
ナニかが降りて来たとしか思えないような、シャーマンのようなパフォーマンスに、よく通る美しい歌声。
とても近寄りがたくて、畏怖すら覚えてしまうけれど、でもとてもうつくしい。
感情や心、視界を蝕み、侵し、捕らわれて離れられなくなってしまう。はまる人ははまると思うな…。


葬列なんて特にそう。一番最初に地元ライヴでこの曲を聴いた時、もう、恐怖でした…(笑)
曲名もわからんのに、想さんの禍々しさすら覚える歌声、パフォーマンスがものすごいインパクトで、忘れられなかったんだよね…
しかし、これはやはりライヴで聴くのが一番カッコいいです。「呼吸」もそう!


想さんの「黒服限定ということで、皆さんのドス黒い部分を出して、楽しみましょう…」というようなMCで笑いが(笑)
ラスト前に12月の単独の告知とかもしていました。


真っ赤な林檎、久しぶりな印象。個人的に、このシングルに入っている「熱帯夜」の方が好きでよく聴いていたし、ライブでもこちらを耳にすることが多かったんだけど、久しぶりに聴くと、いいなあと。

瓶詰少女もカッコヨよかった!これは、朋さんのベースが効いてるよね。素敵だ。
この曲だったかなあ、想さんが腰に手を当てて歌うのが、ちょっと可愛い。


今回は全体的にダーークでしたが、そんな中での天使の水彩。
暗く重い雲間から差し込んできた一筋の光のようで、これはうつくしさが際立つ。暗いのばかりではなくて、こういうのが差し込まれるのが良い。
アンミュレは、良い曲がいっぱいありますね。暗いのだけではなくて、こうした白く美しい曲も結構あって、そしてそれらが特に自分にいちいちツボるんです。天使の水彩は、最初そこまで好きでなかったけど(サビが)、聴くうちに好きになって来ました。泣けますね…。

そして最後。

「最後に…愛を綴る…
     ラブレター 」

ですよ。

延々と響く、渦巻くギターの音に飲み込まれそう。
単調なようにも取れるけれど、感情の高まり、荒々しいヴォーカルが良いなあ。
詩の終りに、想さんだけ上手に行ったのであれっと見ていると、そのまま退場。(なかなかドアが開かなそうだった 笑)
その後も続けられる楽器隊の演奏がたまらなくカッコいい。
この曲も、最後にやられると無茶苦茶余韻を残す。…後に引き摺りまくりです。

そして、この日は会場狭かったけど、照明がとても綺麗でした。
いっそう、雰囲気に浸れましたな。



バレリーナ
棘と罰
リバティ
呼吸
葬列とxxx
瓶詰少女
真っ赤な林檎
angel's watercolor
ラブレター



◆ 9GOATS BLACK OUT

19日に引き続き、こんなにすぐ見られるのは嬉しい限りなんですが。が、emmureeがものすごく良すぎて後を引きまくり、次が始まってしまうのが勿体無く感じてしまっていました(笑)
なので、既に記憶があんまり無いのです…;


今回も漾さんの深々としたお辞儀から…おおう紳士!こういうのに弱い。
そして袖がひらひらした珍しい織りの黒い衣装が素敵でした。

はちさん、うたさんはサマカニと同じような衣装?

emmureeから再び一変、物凄いメンバーコール。
漾さんうたさんが特に熱かった気がする。スゲー!
よくわからない自分も、周りの方々の熱さに紛れて楽しんで来ました。


曲名が既に一致していないのですが(ヲイ)、よく聴いている曲も幾つかやってくれました。
今回もしかし、激しい曲が中心だったかな。

アカヤさんのターンで、今回、こちら側(上手)に出て来たアカヤさん。身を乗り出したかと思うと、頭から落っこちたーー!その後、何事も無かったかのように後ろまで行って観客煽ってまたステージに戻る…(笑)
面白いかただ…(笑)

この会場は新潟出身の漾さんが、初めてライヴを行った会場だそうです。当時は客席側がステージだったみたい。
漾さん、MCが上手ですね。なんか…いい事言いますよね。

「自分達が作っている音楽は、人に誇って良いものだと思っています。黒い音楽(バンド?)が好きだって斜に構えるんじゃなくて、一緒に楽しんで、胸を張って行きましょう。」というような事をお話されてて、良いなあと思ってしまいました。素敵な方ですねえ。。

「今日はありがとう!」すら嚙んでしまってたのが、和んだ(笑)
それにしても、漾さんのカリスマ感も凄いですね…。今回も、やっぱり瞳に吸い込まれそうでした…。
動きも美しいです。

アンコール前の曲終わった後に、うたさんの投げたピックが飛んできて、たまったま自分のバッグの上に乗りまして…ありがたくいただいて来ちゃいました。有難うございました~!



そのバンドもそれぞれ個性がハッキリしていて、とても楽しめました。
なにより、emmureeがちょう格好良かったです。本当に行って良かった。



それと、いろいろ思ったことを並べてみます。

・emmureeのライヴって、私はまだ数回しか行ったことはないのですが、殆どコールとか無いんですよ。
振りとかも無いし。観客が思い思いに見ている。
メンバーも煽ったりしないから、一体感を強要される事もない。
自分というのはテンションが上がらない人間なので、こういうノリは非常に有難いんです。ヘドバンとかもしないしね。
好きなように楽しめるのは、大変有難い。私はゆっくりとステージを見て、歌や演奏をゆっくり聴くのが好きなので…
まあ、賑やかなのはそれで、スゴク楽しいんですけどね。

でも、今回あれだけ他のバンドでコール凄かったので、ちょっとくらい私もやりたくなってしまったよ…


「想さまあ~」…とか?(なんだそれ)
「そうさーん」とかだな普通に。



・物販にて。
この日は、メイク落とした朋さん&想さんが…!
うぐ…緊張する…

軽くサイン会のような流れになってしまっているのを見てしまい、ちょっと羨ましかったのですが、本もCDもDVDも持ってるし、どうしようかと代えてきたビール飲みつつ考える。

結局。
もはや、CD全部持ってるし、何を買おうかという感じでしたが、アンミュレ本を買ってしまった…。
2冊目。もう既に1冊持っているのに。馬鹿か。

他の方の真似をして、「何か書いて下さい!」とサインをしてもらう…インストアイベントか。
…いいんだ、一冊目既に結構読んでいて痛んできてるからさ…。完全にアレですね。保存用と実用と…ってやつで。
あとは鏡を買ったけど、ホントはライブフォトとか買いたかったんだよね。ご本人を目の前にして緊張して完全に忘れてました。

メイクしてない想さんは、話しかけやすそうだ(ヲイ)
朋さんも想さんも、とても穏やかそうでステージと全く印象が違いますよね。
しかし、この穏やかげなゆるそうな感じがなんともよかとですね…。ホントは感想とか言いたかったですが、超絶小心者なため断念。しかし、想さんに同郷&また来て下さいね!だけは言ってきました(笑)

ためていた、アンケートも直接渡せたので良かったです。
「有難うございます。」って受け取ってくれたのですが。
細かい字で書きすぎたので(何かにつけて文章が長くなる方です)、想さん思わず「凄い…老眼鏡かけなきゃだな…」とか。

笑。ヨボさま…!

本当にスミマセン…


・会場内で近くにいた方の会話が聞こえて来たのですが、emmureeはなかなか好評のようでした。
嬉しい…まあ、私もド新規ですけどね…


・感想まとめるぞと下書きしていたものの、なっかなかまとまらぬうちに想さんが日記で同じタイトルで書いていた。真似のように見えてしまうのですが、このままで行きますよ私…


いつも一人行動なのですが、今回は前回に続き、よくお邪魔しているブログの方と会場でお話させていただいたので、楽しく行ってこられました。
ライブ後もご飯をご一緒できて…身の回りに全くばんぎゃるさんがいないこともあり…お話できて楽しかったです~!ありがとうございました!



季節外れの サマァ カァニヴァル。

遅くなりましたが一応まとめとこう。


9月19日(月祝) 高田馬場AREA
emmuree presents 『季節外れの サマァ カァニヴァル。』

サマカニ初参戦。
そりゃつい最近あんむれに興味持ったド新規ですから、何見たってするにしたってお初なことばっかですが。
6バンドも出演の長丁場。どれも一度見たいと思っていたバンドばかり。
なので、とても楽しかったです~!

何よりも、アンミュレ!そしてDVD!
DVDは先行販売に間に合うように行って購入しました。こっちも超、待ってたよ~!

会場はかなりの人で、ドリンク換えに行くのも一苦労でした。。。


○L'eprica

曲は聴いておりまして、ライブでは初。「初期ラルク」っぽいとよく言われるようですが、楽曲は確かにそんな趣があります。だから自分はとても興味を持っていましたし、一度ステージを見たいと思っていました。
ヴォーカルのレイアさんの声が、hydeちっく…。でもhydeよりも癖が無くて聴きやすいかも。
歌上手いです。

去年行ったemmureeも出たイベントにレプリカも出ていたのですが、仕事だったしアンミュレに間に合えばイイや~とゆっくり行ったので、見られなかったんですよ…。なので、ここで見られるのが楽しみでした。
初期の頃のラルクを彷彿とさせる、壮大さだとか幻想的なものを感じる曲、ダークで激しいのまで、楽曲が幅広くて良かった。
レイアさん歌うまいね。ハイドっぽさが気にならなくも無いけど、良いですよ。
勢いのあるライブが良かった。また是非見たいです。

シンさんが白髪の短いウイッグに貴族っぽい格好だった。去年見たときは(ライブは見られなかったけど、ぶっぱんにいらした)、黒髪長髪に黒服だった気がするのですが。
レイアさんは、ライヴ後に廊下で見たすっぴんのがいけめんではないかと思ってしまった…(ヲイ)


○cocklobin

こちらも名前だけはよく目にしていましたが、初…。
ヴォーカルのにぐさんが肉だとかなんだとか聞いておりましたが。…なるほどー…そういうことか(笑)
なかなかなぽっちゃり加減(笑)顔とか丸いよね。公式とかの写真では普通だったので、肉じゃないではないかと思っていたのですが…いやはや。
しかし、愛嬌が良いですね…なんか。ハジケる笑顔がきゅーと…。結構動くし(笑)憎めないカンジです。
ライヴは大変熱くて、とても楽しかったです。ギターの伊織さんがカッコ良かった、と思ったらピック拾ってしまったよ。

○dieS

なんて読むのかなあと思ってましたが、‘ダイズ’と読むのか。
揃いのバンドのTシャツ着た方がたくさんいることに気付いた。人気なんだなあ。
ヴォーカルの荒瀬さんの衣装が凄い。女の子みたいな…。タイツ履いてるけど(タイツって…)足丸見えだし短いスカートみたいのはいてるしさ。女子のような格好。目力あって割といけめんなのに。
「お前と狂いた~い」にあっちゃん的な何かを感じた。楽曲もちょっとB-Tぽいのかな。
ライヴも楽しかったです~。
サポートのお2人がハットなのが気になる。上手はハット深く被ってストールで口元隠してるし、下手はハットにタンクトップ、タトゥー。どんな出で立ちだ。上手にいたので、ついつい上手のストールの方をガン見。2人ともかっこよさげ。


○minimuni

スモークが充満する中、髪で顔が全く見えない摩天楼様が、これまたにわかには言葉が判別できない歌を唄う。他メンバーの姿すらはっきりとは確認できない…スモークたきすぎ。。。
つぶやくような、やがて叫ぶような歌声は非常に不安定で、不安感を煽る。不気味だ。
雰囲気も、曲も、とても怖い。異様な存在感だった。
ライトはひたすらに逆光で、メンバーがよく見えず…それ故に、雰囲気とあいまって荘厳さも感じた。

個人的には、ギターの眩暈さん!
やっぱりよく見えなかったんだけど(スモークと逆光で)、長髪が良いね~。ギターをぶん回すのがカッコ良かった!



○9GOATS BLACK OUT

曲や雰囲気は好きで、聞いてはいましたがやはり初。アンミュレのつぎに楽しみだったのがこのバンド。
一度ライヴに行ってみたかったんだよね~!
入場の音楽がスゲエですね…一昔前の映画が始まるかのようなロマン的な。
観客のコールも凄い。りょおりょおりょおりょお!とかうたうたうたうた!!とか。野太いデス声とかで叫ぶヒトも少なくない(笑)こういうノリなんですか。

入場したりょうさんは、片手を下げてこちらへ一礼…紳士。マイクを持つ仕草とかも、いちいち美しくキメてくる。
お顔が綺麗ですねー。ヨーロッパの貴族のようだ。写真でも思ってたけど、ホリ深いですね。綺麗な瞳に吸い込まれそうです。
肩よりも下に垂れたウェーブがかった黒髪が素敵だー。余計にヨーロッパ仕様、みたいな。

自分は特に、落ち着いた綺麗な曲が好きだったのですが、この日は全部激しいのでした!りょうさんもシャウトしっぱなし。ライブ、結構激しいんですね…。

うたさん凄い人気。長めの髪をアップにしていて、なんとなくだけど少しシズナに似ているような気がした。
そしてはちさんが可愛らしい…。

macの前にいるボウズの人は、アカヤというのか。観客前まで出てきて、煽ってた。人気者らしい。
「690min」って、ライヴで楽しそうだと思っていたので、今回やってくれたので良かったです。

楽しかったけど、落ち着いた綺麗な曲も聴きたかったよ~!
りょうさん声綺麗なんだから、歌をもっと聴かせて欲しかったなあ。まあ好みの問題かとは思う。

「我々3人、真面目な良い人間達なので、怖くないですよ!」というような事をMCで、りょうさん。
また見に行きたいです~。


○emmuree

そしてそして、3ヶ月間待ち続けた、アンミュレ。

6月からずっとこの日を待ってたよー!はまって即座に、次のライヴは3ヵ月後…という生殺し状態でしたから(笑)

しかし、自分にはいい勉強期間だったかもしれない。
その間、集めたCDを聴いたり、過去の配布音源をダビングしていただいた(大変有難いことです…)ものを聴いたりして、emmureeを知ることができました。emmureeは、配布音源がとても多くて新規には大変、過去の音源全て網羅するのが難しいのです。願ってもないことでした…!ありがとうございました!!
そして、emmureeには本なんてのもあるんだぜ…一冊まるまるemmuree本!全曲解説もあるため、これを片手に音源を聞き込む日々でした…。
このテンションが3ヶ月落ちなかったのも、なかなかなもんですな…。


この日のセトリは、大好きな「アンティーク」から。

…しかし、何かイマイチ乗り切れない部分がありました。
何だろう…。想さん始め皆さん、ちょっと固いか?
emmureeの造り出す、息苦しい程の空間は、今回ちょっと薄いように感じられました。

…と言いつつも、途中から夢中になってグレイノート辺りではそんな思いも忘れてましたが(笑)

「熱帯夜」!‘サマァ カァニヴァル’なんだから、この曲は欠かせない気がするよ!
というか、私はこの曲とても好きなので聴きたかった!ヴォーカルがえろ…大変色気があってよいよねえ。
続いての「story in heaven」の軽妙さが好き。

ナニカ気になってたのがスッカリ吹き飛んだのは、「グレイノート」。これはホント、何度聴いてもカッコいい。
自分が今まで見た公演では、必ずやってくれてました。

そして「覚醒」ですよ。
ラストにこんな曲持ってこられると、余韻を引き摺りまくりです。
覚醒もいい加減暗くて重たい曲ですが、凄絶な叫び、呪いの言葉のように渦巻くサビと、腹に響くベースに、一気に引き摺り込まれてしまう。今回は、サビの暗黒さが音源のが深かったけどね(笑)ライヴで聴くと、衝撃度が違いますよね。
ラストに重ねられてくる、ハルカさんのギターでのさくらさくらが、ライヴでようやく確認できた。

そしてラスト。なんと新曲!
明るくてちょっと驚いた。いい曲系です。少し前のラルクでもありそうな(いい加減ラルクを引き合いに出すの止しなさい)。知識不足ゆえ、例えが貧困でスミマセン。
未来永劫とか、これから新曲も幾つかあるようなのがとても楽しみですわ…

MCで、これはDVD発売のイベだと言うことを言いつつ、「まばらな拍手に歓声…」と話していましたが、想さん、ホントはコールとかあった方が嬉しいのだろうか…。やりたい気持ちはちょっとあるけど、アンミュレのファンの方ってあんまりそういうのやらないんだよねー…。
途中笑ってしまったり、ステージぐるぐる回りながら慣れない調子でMCをする姿がナンかね…ライヴ中の鬼気迫った姿と物凄いギャップですな。

久しぶりに皆の顔を見て、ちょっとうるっときたそうですが、自分も久しぶりに「emmureeの想さん」に、そしてemmureeの皆さんに会えて、とても嬉しかったです!

今回のサマカニは、想さん的には無理かなあと思っていたらしいのですが、AREAの方から「今年はどうされますか?スケジュール埋まってきてますけど…」と、お話があったそうです。
また来年も、よろしくお願いします(笑)



■2011年9月19日 高田馬場AREA

アンティーク
ROSES~骨と薔薇と闇と光~
熱帯夜
story in heaven
Gray Note Freak Show
覚醒

新曲


しかし~。
やっぱり終わった後に物足りなさを感じてしまった(欲張り)。
もう終了!?…と、つい、つい…。
前回、前々回自分が観たのがワンマンだったので、非常に濃密なライヴだったのもあるのかもね。

気持ち的には、もっと幽閉されたかったYO。


想さんの衣装は、DVDのと同じでした。朋さんも髪を巻いて、おなじような感じ。


開演前、AREAの位地を軽く確かめに行ったのですが(何度か行ってるけど一応…)、入り口付近でメイク前の朋さんをハケーン。お電話中すんません見過ぎでしたね…。長髪いいなあとやっぱり思う。


今回は、自分がそれは何年も前からしばしば(一方的に)伺っていたブログの方と、お会いできました。
ありがとうございました!

9月後半は活動的でした

埼玉の夢が潰えたため、完全に自分の夏は9月から!でした。

6月にチケをおさえていた、emmureeのサマァ カァニヴァルというイベントがありまして(笑)
自分はコレを物凄く楽しみにしておりました。彼らのライヴDVDの発売も、この日でしたしね。

それまでも幾度かアンミュレの公演を見て、毎回かなりの好印象を持って興味は高まるばかりだったのですが、6月25日の公演で、自分は完全にemmureeに落ちたわけです。

…でしたが、そこからアンミュレのライヴはしばらくお休みで、次の公演は9月19日!!すなわち、自分が物凄く興味を持った瞬間から、3ヶ月お預けだったのでした。

待ちに待ってしまいましたよね~これは。
ラルクも取れなかったし、ここに楽しみが集中するわけです。

ライヴもよかったけど、DVDがほんともーカッコよくてすぐさまライヴ行きたくなるような作品でした。
これもまた感想書きたい。


そしてっ!
23日にも、実は新潟までライヴ遠征に行っておりました。

黒服限定ライヴという、ナンとも怪しげな(笑)楽しげなイベントです。
emmureeが出るというのが大きかったのですが、その他も9GOATS BLACK OUTとDEATHGAZEも出演するということで。
デスゲイズはあんまり聴いたことが無かったのですけども、9GOATSの方は曲や雰囲気が好きなので見たいなあと思い、近県だし行くか!!と思い立ちました。

だってさあ、夏休みなのに、夏の予定がほぼ無いんだもんね!同期に友達とかいないしね!(どんだけだよ)
遠征だって、旅行の範疇ですよ…。


そんなブラック一色な公演でしたが、いやもうね、楽しかった。
何より、アンミュレがカッコ良かった。暗黒。

他のバンドもみんなカッコ良かったし、会場の皆さんも気合入った黒服だし、雰囲気も熱さも良かったです。

また後で感想まとめたい。

ライヴ後一泊して、翌日は新潟観光。マリンピアなんかに女子一人で乗り込んできたぜ。

他は家族連れとカップルばかりで、年頃の女子おひとりさまなんてのは恐らく自分独り、、、だったんだぜ。

独り万歳。気楽でいいじゃないかー!

史跡めぐりが自分の旅の恒例ですが(というか、史跡めぐりのために旅行に行く)、新潟市はあまり自分的に興味ある史跡が無くてですね…。他はまあ、街歩きしていました。
古町とかね。ドカベンの銅像見に行ったりとか。

そんな感じで、最近全くブログ書いてなかったけど、多少は夏休みらしい予定もありました。
9月後半に集中しちゃったけどもね~。

emmuree WESTワンマン感想&ライブDVD発売

5月27日に0-WESTで行われた、emmureeのライブDVDが、9月19日の彼ら主催のイベントから発売になるそう。
自分は最近、これをずっと楽しみにしていたんです!

昨日、ダイジェストがUPされたので、楽しみは増すばかり。


5月27日のライブ…自分も参戦しとります。
これは勿論、28日のラニバーサリーライブ1日目、の、前日。だったもので、そっちに比重がかかっていて感想もまとめぬままになっておりました。
でもせっかくなんで、ちょっとだけメモ。

ものすごい新規の初心者なんで、初心者なりの感想。



WESTは広い。天井が高く、そしてステージが高い。

自分がそれまで観た、小さい開場で至近距離で観たemmureeとは、印象がかなり違っていた。
壁一枚隔てられた存在。そして、漂う緊張感。

観客からは見上げる形となり、ヴォーカルの想さんは、そんな中で神々しささへ感じられた。
メイクや髪は、ZI:KILLだとかその時代のバンドを髣髴とさせ、それが個人的には大変ツボでして…黒いアイメイクとか口紅とか、結構好きなんですよね。。。髪盛るのとか。
女性なのか、男性なのか。そうした中性な、妖しさに惹かれてしまう。

衣装も、黒の上下の中で白い巻きスカートが素敵で、今日の想さんは一層カッコよいなあとほくほくしておりましたが、ステージからは、どこか張り詰めたものが感じられました。


「silence」から始まった公演。
ああ、この曲好きだなあ。思っていると、その瞬間に。
広々、気持ちのよいWESTの空間が、emmureeの‘灰色’一色に侵食され、塗りつぶされていく…

emmureeのライブは、この開場の空気感、異世界感がたまらんのです。
「幽閉」と、よく言われますが、ライヴ中はまさにそうですね。視界を、聴覚を捉、心を捉えられて、完全にその世界に飲み込まれてしまう。息苦しくさえなるようで…。

自分がよく立つのは、中央やや上手寄り。それは、全体を見渡したいのと、長髪好きな私が、素敵長髪ベースの朋さんを観たいからであり、そして、ヴォーカルの想さんを観たいから。なんだかんだで、想さんが一番気になるのて、ついついガン見。怖いんだけどね。

想さんの歌声は、非常に良く通る。
この広い空間にノビノビ、いつも以上に広がってゆく歌声。emmureeは、広い空間だってよく似合う。
後で読んだemmuree本(一問一答とか載ってるやつ)で、野外でやってみたい、という想さんのコメントがあったけども…なんかこの日を思い出すと、野外も合うと思うなあ。というか、私は聴いてみたい。

静かな曲から始まり、中盤~終盤は激しい曲、静かな曲と、バランスも良かったと思う。
個人的には、ラルクっぽい、と思う「絵空事の色彩」が聴けてよかった。似てるからってわけじゃないが、とても好きな曲。しかし、この段階ではまだまだ曲名と曲が一致していないため、個々をあんまり覚えていません。

ラスト近くでやった「弔」という曲は、この時勢だからこそ余計にかもしれないが、かなりぐっときてしまった。

 千の祈りよ 弔いの花となり
   天に昇る 命を照らせ

一面焼け野原のようになってしまった、被災地域を思い出さずにはいられなかった。



半ば勢いで参戦したとも言えなくないですが、本当にこれは、行って良かった。行けてよかった。
あまりにも満足してしまい、若干翌日を忘れ気味に…(ヲイ)


emmureeの公演に行くのは、その時で3度目でした。少な!
しかし、地元で見た公演が毎回物凄く良くて、その後に開場や通販で購入した彼らの音源もどれも自分の好みだったので、思い切って行っちゃえと。配布と、震災の募金のため、過去の配布音源も売ってくれるそうだったので、興味持ち始めた自分には丁度良かろうと思い、お休みをもらってしまいました。

その前に、3月のワンマンも取っていたのですが結局行けず。。。これは振替公演もあったので良かったんですけども。いつも対バンがあったので、もっと聞きたーいってとこで終わってしまってたんで、ワンマンでゆっくりじっくり聴きたかった!



以下、他に思ったこと&日記。


・遅めに東京着。早いご飯を食べて、久々にWESTへ…実はこれで数度目…向いのEASTも含めたら更に何度か行っているため、久しぶりでも道に迷わなかった。(初めて来た時は迷って最悪でした;)
さすがに黒い。黒いお姉様方が多い。自分ももはやいい年ですが、自分よりも上なんじゃなかろうか、なお姉さんが多いのが安心する(笑)


・いつもより広い会場ということで、方々で心配する声が聞かれましたが、しかし入場後しばらくしてみると、後ろの方まで結構人で埋まっていた。なんだ、お好きな方沢山いるんじゃんと。


・チャリティーの方は、過去の配布音源やポスターなど様々な品があるようでしたが、どれも貴重盤&グッズなわけで、長蛇の列。自分はというと、並びたいのは山々だが、自分の開場での立ち居地をキープするので精一杯。
どうせなら、観やすいトコで観たいし、自分の好きなトコで見たいと頑張ったのと、あとは行列に怯んだのとで、終演後に行列並んだら既に売り切れ続出でした…
やはり開場後に並んどけば良かったのか…?こういうとき、友人がいたら便利そうだな。。。と思ってしまいました(笑)


・男性ファンが結構多いんだなー。私の隣にいた方も男性。しかも、眼鏡で優等生チックな人が多い(笑)
男性の比率も結構なもんだった気がする。



emmuree  Gray Note “One Man” Freak Show『the root of real.』

まとまりませんが、備忘録的メモを。

6月25日の、emmureeの公演。
もう結構日が経ってしまったけれど、感想を残しておきたいなーと。
この公演がとにかくカッコよ杉で、最近スッカリemmureeづいております…。


今回の公演は、3月25日の公演の、振替公演でした。
3月にもやったのですが、諸々の事情を加味して、振替という形で6月にもやってくれました。

3月、当然行く気満々でチケを購入しておりましたが、地震のために自分は必要以上に心配して到底ライブって気になれなかったのと、仕事が結局終わらずに時間的にも無理だったんですよね~;;
3月は電力事情を考慮して、アコースティックでやったそうです。…うっ、それも聴きたかった…!



開演まで、延々BUCK-TICKの古い曲が流れていました。さすが地元!
『惡の花』とか…実はCD持ってる。長髪櫻井さん素敵すぎる。(長髪好きの病気です)
否応なしに気分が盛り上がります。


O.Aの朱鷺。
実は一度もライブを見たことは無かったのですが、曲は結構よさげでした。
ヴォーカルの声が聞こえ辛いのが勿体無い気がしてしまいましたね。



そして、アンミュレ。

ヴォーカル・想さんの、地元でのone man公演ということで、想さんも気合入っている模様でした。
ステージに出てきて早々、想さんの圧倒的な存在感に、がっちり惹き付けられてしまいました…。

emmureeは、CDの音源よりもライブで見る方が、何倍もカッコいいですわ!
まずもって自分は、想さんの鬼気迫るライブパフォーマンスと、歌声に惹かれた。
それまでも、曲は幾つか聴いていましたが、昨年8月にライブに行って、そこで一気に興味を持ちましたね。


気が触れたように、目を見開き、叫び、蠢く。まるでナニかが降りてきたかのようで、狂気じみている。
とても怖い…んだけども、それがすんげーカッコイイのですよ。

エライもん見てしまった!…というのが、初めてemmureeのライブに行ったときの感想だったけれど(笑)、今回は初めてemmureeに触れるわけではないのに、開演早々にまたまた度肝を抜かれてしまいました。
ライブ行く度、毎度圧倒されてる気がする。


ミスドレインな激しい曲で始まって、その後も激しく揺さぶられるような曲が続くので、一層想さんが怖いよ~!

3曲目の「Gray Note Freak Show」。自分はこの曲がとても好きなんです。
初めて行ったライブのラストで演奏されまして、殴りつけるような凶暴な、荒々しい冒頭部がカッコよく、その一方でサビが非常にノビやかに美しいという二面性が(V系の曲には多いかと思いますが)かなり嵌り、CD買って帰った思い出の曲(笑)
黙々とひたすら動かずにベースを弾き続ける朋さんが、毎度印象的なんだよね…
立て続けに激しい曲をやる中でも、この曲はライブで一層引き立ってカッコイイですね。

開始早々に息もつかせぬ怒涛の展開、すっかり魂掴まれたよ~。


想さんの衣装は、5月27日の時と同じ、腰のとこに白い布巻いてるやつでした(大雑把だな)。
あの衣装素敵です。
真っ黒なメイクも、髪型も、いやーカッコよかったです。90年代チックな雰囲気で素敵。
そして目。想さん目が大きいというか、横長…切れ長というのとちと違う気がしますが…なので、眼光が凄いです。目元が黒いため、余計に白目がぎらつく。見据えられたら逸らさずにいられんほど(笑)


「ライブハウスぐんまけんへようこそ…」

おおお…
らいぶはうすGUNMA…って

想さんの群馬押しがなんか嬉しい。
ブログやつぶやきを見てても、地元の話題を割としている気がするので、結構地元愛が強いのではなかろうかと思われる(笑)もっとこっちでライブやって欲しいなあ(欲張り)。
欲を言えば、想さんの別ユニットとかも楽屋イベなんかで来てくれないだろうか。


最後まで全体的に激しい曲が多かったのですが、熱帯夜~story in heaven 辺りの展開は、個人的に大感激。
好きな曲ばっかりだもの。
「もっと…寝苦しい夜を…」的な感じで「熱帯夜」。
…後々、「我々は熱帯夜が好きなわけではありません。」なんてMCで言ってましたが(笑)


そんな中で、自分の大好きな曲がついに聴けました。


「春想う…、色彩よ。」


これが、自分が初めて聞いたemmureeの曲だと思います。

この曲の入ったCDを、今は無きSugarのライブで購入したのですが、当時はSugarしか知らないのでemmureeの曲はあまり聴いてなかったんです。しかし、いつの間にか、むしろemmureeの「春想う、色彩よ。」の方が気に入っていたんですよね。
曲が凄く綺麗だし、よく聴くとヴォーカルも歌上手いなあと。何度もリピートして聴いていました。


突然耳に入ってきた歌詞。

 「白い雪が…」

聴いた時には、数秒止まった。これはまさか…。
激しい曲の時の想さんは、凄まじく恐ろしい程の存在でありますが、こういう落ち着いた美しい曲の時は、打って変わって、静かに、じっくりと聞かせる。とても丁寧に、感情を込めて歌ってくれる。

いつかは聞きたいなあと思っていたら、ここで聴けるとは。 有難うございます!

サビのメロディーが幾度と無く繰り返される曲なので、無限に続けられそうなんですが、こんなにも1曲が終わってしまうのが名残惜しく感じたのは、今まで無かったかもしれない。
とても心地よくて、もっと、もっと聴いていたかった。

あんまりにも良くて、この曲がライブで聴けるこの瞬間が、とてもとても貴重に思えてきて、本当に終わって欲しくなかったな。


激しく攻撃的な曲での恐ろしさと、スローで美しい曲の時の穏やかさや優しさ…という、このギャップもまた良いのです。
あんまり暗くて激しいばかりでは、自分もそこまで興味持てなかったかもしれないけど、美しい曲が沢山あるんですよね。ちょっと洒落た感じの曲なんかも多くて素敵なんです。


ストロベリーも聴けて嬉しかった!
CDで曲を聴いた時、あんまり可愛らしいメロディーなので(想さんも心なしか楽しげに歌ってるし)ビックリしたし、ライブでやる姿を想像できなかった(曲調があまりに可愛らしくて…)ので(笑)


そしてそして、「白い花」

元々、漠然といい曲だなあとは思っていました。
とても美しく、切なくて、でもどこか力強い。
ゆっくりと、感情を込めて歌い上げる想さんは、神々しくも見えました。

後々、この曲の作られた背景を、よくお邪魔するブログさんで教えていただきました。
それを踏まえて、歌詞を見ながら曲を聴くと号泣ものですよ…
今度ライブで聴くときは、もっと違う気持で聴けるだろうな。漠然とではなく、しっかりと心に刻みたい曲。

ガーベラもよかったなあ。これもCDあんまり聞き込んでなかったけど。
ガーベラってタイトルの曲、案外ありますよね…ムックとか。V界では取り上げられがちなモチーフなのかね?


アンコール前の「手紙」の時だったと思うのですが、メンバーがはける時がカッコよかった。
演奏が続く中、一人が消え、また一人消え…。
まず朋さんがベースをスタンドに掛けて退場、次に想さんかハルカさんか…
ハルカさんはギターをがんっと投げてそのまま消えたので、すごい音が…!最後は、はけるまでずっとドラムを叩き続けてたゆっきーさん、だったと思いますが。
その演出が凄く素敵でした。


アンコール時、ドラムのゆっきーさんが最初に登場。
「もっと黄色い声を…」って、すんません私声低い!「アンケートとって来いと言われて…」
アンコールでの希望の曲を次々と挙げる観客…私もホントは言いたかったけど、小心者ゆえ無理でした!

ゆっきーさんが再び奥に引っ込んで相談している模様…のとき、奥から笑い声が(笑)


再度メンバーが登場して、想さん。

「ぐんまシーンの人にはお馴染みの投票をやろうかと思ったんだけど、面倒なのでやめました。」
というような事を言って、無理ですと言いつつも要望のあった「真実の雨」をやってくれました。

想さん…歌詞忘れてるのかね?(笑)
途中、観客側にマイク向けて、「あぁ?聞こえねーぞ」みたいな表情していましたが(笑)、そんな難曲歌えるわけないっす!



今回はワンマンという事もあって、本当に心行くまで楽しめました。
まだまだ、曲とタイトルが一致しないのが多い新参者です。音源持ってなかったのもあるし!
だけど、ライブに行くたび、曲を聴くたびに興味が深まる気がしています。

自分が好きなのは「春想う…色彩よ。」、「絵空事の色彩」、「アンティーク」、「silence」、「熱帯夜」、「白い花」…
などなど、静かで雰囲気のあるのが特に好きなんですよ。
なんせ、『Tierra』『DUNE』信者だから。常にソレっぽいものを求めています。


今回の公演では、普段自分が聞き込みが甘い(コラ)激しい曲が多かったのですが、もっと聴こうと反省した。
「miss【drain】」「葬列とxxx」「真実の雨」とかね。しかし、こういう曲はライブのが良いですね。
カッコいいです。


MCはあんまり無かったのですが、想さん喋るの苦手そうですね(笑)グダグダというか。なんか「まぁ…」が多いよーな。
歌ってる時とのギャップがスゲエ(笑)終始近寄りがたいよりも、その方が大変好感持てますが!!




以下、想さんの日記よりセットリスト。


2011年6月25日 高崎club FLEEZ

miss【drain】
棘と罰
Gray Note Freak Show
呼吸
熱帯夜
灰色の空の下で
慈愛の羽根
春想う、色彩よ。
strawbreey
story in heaven
an「acute」
ジサスカ
瓶詰少女
葬列とxxx
頽廃ロォマンス
グロセックス
ROSES~骨と薔薇と闇と光~
白い花
Gerbera
手紙

虚偽の晴天
白昼のパラドックス
白妙唇



ぷっぱんにて。
これまでベースの朋さんが物販に座ってた事はありましたが、今回は想さんが…!隣にしゃがんで朋さんも手伝ってる。
うお、想さん何か被ってる…バンダナ?ステージ降りてしまうと、ご両人ともに穏やかそーだな…
しかしメイクしてるからやっぱ怖いよ!
そして2人とも、なんというか喋りが苦手そうだなあ(笑)自分も緊張したのもあって、物凄くぎこちなくなってしまった気がします…嬉しいことにステッカーいただいちゃいました。


そしてメンバー…
皆さん、細いな。
ゆっきーさんは若干ふっくら(フツウに健康的です)かと思いますが、皆さんほっそいですね。
想さんもだけど、ハルカさんもいい加減細い。ぴったりした服着てるから、余計に目立つよ…。朋さんも凄いホソイよね…
いかん、私もうつくしく痩せなければ…


次のアンミュレライブは9月19日。
結構先ですが、チケはゲットしました!こうして思い出していると、ますますライブに行きたくなってしまいますねえ…せっかく夏休み取れる期間に突入したのに、遠征したいライブが無いんじゃ悲しいです。
それと、5月の公演のDVDが出るので、それがひたすら楽しみなんであります。


プロフィール

雲隠

Author:雲隠
本、音楽、漫画、アニメ、ゲーム、歴史が好きな社会人。

L'Arcから始まりまして、ヴィジュアルな音楽に興味があります。

黒くて綺麗なのが好きです。

hyde贔屓ですが、yukihiroも気になる…

最近はemmureeが熱い。

よろしくお願いします。


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