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一人になって

若干落ち着いてきたので、一人暮らしのまとめのようなもんを、少しづつ綴ってみようかと思います。


大学で学んだ事と言えば、授業で学んだ学問も勿論そうなのですが、「一人暮らしをする」という事において物凄く多くの事を得られたように思います。
それは、勉強の中で得る知識とは違うけれど、更に大事な事…「生きる」と言う事、そのものを学べたんじゃないかと思うのです。
そしてもう一つ。「周りから生かされている」…という事も。


一人暮らしをする前は、それはヒドイもんでしたよ。
料理もまともにした事もなければ、家事全般殆どやらないし…とにかく、母親を始めとした家族に頼りっきりでした。
それが、大学入学と同時に、一人で暮らさなければならなくなる。
家事全般、移動も、なんやかんやの細々した手続きも、全部ひっくるめて自分でやる状況になる。
勿論、観光で1,2回訪れた事のある程度の土地だから、知り合いも親戚も全くゼロの、身近に頼れる人のまーったくいない状態だから、自分で自分の生活を作っていかなきゃいかない。
結構な冒険でした。

器用な人は、入学してすぐにサークルにでも入ったり、友人を身近に何人かこさえて情報交換が出来たと思うけど、私は入ってしばらくは、話せる友人を作れなかったから余計にイロイロと厳しかった思い出がありますね。
”一週間以上、学務係の人としか口をきかない!!”
なあんて事もザラで、いくら普段からお喋りな方ではないったって、さすがに会話に飢えてしまった…というのもありましたね。
やっぱ、ある程度は人と喋らないと、会話が恋しくなしました。


そうした諸々の出来事を通して、自分は、少しだけど強くなれた気がします。
ある程度の事は、大体自分で出来るようになったし、何でも自分でしなきゃ動かないから、行動力もついたと思う。
「一人で、なんとかやっていく」そんな力を得られたように思う。



そして、全く土地勘の無い場所で、一人になって、身に染みて感じた事は、周囲の人の温かさ。有り難さ。

先ほど、「一週間以上人と喋らなかった―」なんて話を書きましたが、その時には、地元の友人がわざわざ電話をくれました。電話は緊張するので普段専らメールでやりとりをするのですが、そんなメールを送ったもんでわざわざかけてくれましたよ…(涙)
そして何と、妹まで。妹こそ、滅多に電話なんてかけてこないですもん。

現地(?)の人にも、本当に良くしてもらいました。

学生で、お金の無いのを知っているから、いつもいつも破格の安さで自転車を修理してくれた、自転車やのおじさん。
チェーンカバーが壊れてしまった時には、汗びっしょりになりながら、サイズが合わないのを広げて、オマケに色まで車体に合わせて塗りなおしてくれた。…普通、チェーンカバー単独でなんて直してくれないでしょう;;しかも、一度は「買い換えでしょう」なんて言われていたのに…

買い物に行くたびに気にかけて声を掛けてくれた、スーパーのおばさん。
親しく声を掛けてもらって、買い物に行くのが楽しみでした。


アルバイトでも、沢山の方にお世話になりましたね。
2年と少し、自分の中では、最も長く務めたのも、とても居心地の良い場所だったからですもんね。自給は激安の割りに仕事内容が煩雑でしたが、それでもとても楽しかったのは、店長職員さんを始めとして、パートさん、バイト仲間が、皆さんいい人ばっかりだった。
引越しの時には、いいダンボールを選り分けて取っておいてくれたり、風邪で寝込んで、ダウンした時には、心配して電話を入れてくれたり…寝込んだときの電話は、ほんと物凄く嬉しかったな。一人暮らしで寝込むと、尋常でなく心細かったですからね;;

そして、よく行っていた中古CD屋の店長。行くと、「いつも有難うございます!」と声を掛けてくれる。
看板犬と看板猫がムッチャクチャ可愛くて、買いもしないのによく入り浸っていた和紙屋のおじさん&おばさん。

勿論、いつも気にかけて、娘のように可愛がってもらったゼミの先生や、一緒に学んだ友人、先輩。
サークルの皆。


挙げると、キリがない。
お世話になったり、良くしてもらった思い出ばかり。

一人になって、強く感じた事は、「自分一人で、生きているわけではない」…なんていう事。
周りの人がいて、周りの人に少しづつ支えてもらって、それだから自分は「生きて」いける。


多分、高校の延長で、そのまんま家にい続けたら、大体の事は「家族」で完結してしまったまんまだったと思うのですよ。それまでの自分がそうだったから。
何でも、とりあえず家族に頼って、そうすれば、何とか解決できたりして…やっぱり、その範囲で完結してしまうと思う。
それは勿論、近くに家族がいて、頼れるのならばそれに越した事はないし、頼るべき事も多いから、当然ですよね。

でも、実家からある程度離れたら…やっぱり、自分・家族・親戚以外の、「第三者」的な存在の力を、借りる事が増えるんじゃないだろうか。
それだから、余計に周囲の人の有り難さを感じるし、「一人暮らし」という心細さも手伝って、身に染みて「ありがとう!!」という気持ちになった…

と、思います。

良くしてくれた、見守ってくれた、土地の皆様に感謝!



そして、両親に対する思いも変わりました。

親…
いつも側にいて当然…頼って当然…

などという不届き千万、オマエ幾つだ、というような自分のしょうもない心構えを叩き直してくれたのも、一人暮らしでした。

こんな経験が出来たのも、沢山の事を学べたのも、全て。
両親がお金を出してくれたから、なのですよね。

大学に行けて、本当に良かった。一人暮らしをさせてもらって、本当によかった。

思い…と言うと、例えばこんなのが…
たまに帰って、車で駅まで送り迎えしてもらったり、買い物に連れてってもらう事も、感激するほど有り難く感じるようになりました。高校までは、それが普通…のように感じて、お礼も言わずに送り迎えして貰ってたのにね。
一人暮らしだと、車も無いのでなんでもかんでもチャリで用を足していましたからね。片道一時間くらいかかる店まで行ったり、重たい荷物を何とか苦心して家まで運んだり…それが普通だったので、実家に帰ってきてさーっと車で移動させて貰えるのが、ほんとに有り難く思えるようになりました。
…まあ、恩知らずな娘が、ようやく人間らしい心を持った…と言えばそれまでですが、一人暮らしが無きゃ、一生とは言わないまでも、しばらく長い間は恩知らずのまんまでしたね。きっと…


両親に、感謝!

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本、音楽、漫画、アニメ、ゲーム、歴史が好きな社会人。

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