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花はらはら 人ちりぢり

最近では図書館でも家でも、机に向かう時間が長いのですが、そうなると困った事に、本が読みたくなるんだ…

今日も読みかけの推理小説一つを開きつつ、机の横に積んであった本から一冊開いていました。
田辺聖子の『小町盛衰抄』。古典を題材にしたエッセー集です。

田辺聖子さんが好きなんですが、実は彼女の小説は殆ど読んでいません。
大体、田辺さんを始めて知ったのが、中学校の塾の国語テキストで、読解問題に『文車日記』が引かれていたのが切欠でした。そういうのがあって、自分の中では’田辺さん=古典語り…’という図式があります。
田辺さんの、古典文学への愛情溢れる語り口も好きです(笑)
優しく、女性らしい視点で描かれる古典文学、そして歴史上の人物達は、自分が知っているよりも、ずっと生き生きと、魅力的になっているんですよ。田辺さんのフィルターを通すと。
お陰で、興味の範囲も広がりました。
自分が「友達」(笑)と思う本は、田辺さんのこうした古典エッセーかな。
周りに古典好きがいなかったから、好きな物語や人物について、存分に語り合える友人…みたいな感じで。懐かしい。


で、ちょっと家にある田辺作品を引っ張り出してみた。

1、『文庫日記』
2、『新源氏物語』(上、中) ←中途半端
3、『小町盛衰抄』
4、『絵草紙 源氏物語』
5、『源氏紙風船』
6、『おちくぼ姫』
7、『蜻蛉日記をご一緒に』
8、『田辺聖子の今昔物語』
9、『花はらはら 人ちりぢり』
10、『ジョゼと虎と魚たち』

…意外とあるな!!
しかも古典本ばっか。小説は10しかない;;
絶版のものが多く、1、2 以外は殆ど全て古本で。6は貰いもの。

そして更に、9、6、7以外は、自分が好きな岡田嘉夫さんがカバーイラストを担当。モノによっては中身にも挿絵が入ってます。特に5は、むしろ岡田氏のカラーの絵がメインで、本文の半分を占めてる。
自分の気付かなかった所で、岡田嘉夫さんの絵に触れる機会が多かったんだなー。


古典モノってのは非常に厄介で、周辺の本が充実しまくっているのが難点ですな。
時代背景を調べたり、登場人物を探ったり。原文にあたってみたり、同時代の別の本とか、果ては和歌まで。解説本なんかも色々あるし…キリがない!
最終的には、あれだ。実地踏査。すなわち、史跡めぐり(笑)
舞台が訪ねられるのも、古典の醍醐味だろーね。

こんなのを読みだすと、またいろいろと手を出したくなるからな…自粛しないと;;
でも、古典本を片手に、あれこれ本を引っ張り出してた昔の自分を思い出して、懐かしいです。
やっぱり面白いわー




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本、音楽、漫画、アニメ、ゲーム、歴史が好きな社会人。

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