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歴史好きな乙女がはまりがちな某氏周辺

封印していた読書を再開しつつあります。
そんななかの一冊、『俳遊の人・土方歳三』。


まあ、あれです。「新撰組」。
まあね、私もね、ヲタも入った歴史好きなので、当然それなりに通ってはいるのですが。
周囲にいた友人ほどには、はまれなかったんですよねー。

中学の頃、急に友人が新撰組にはまり出して、司馬遼太郎の『燃えよ剣』なんてえのを開いていて。
折りしも、TVでは『新撰組血風録』の放映スタートとなりまして、その友人と私とで、結構盛り上がった記憶があります。あれは楽しかったな。
私はというと、その頃、新撰組よりも会津藩に興味がありました(笑)
旅行で会津の史跡めぐりをして、明治維新に纏わる会津藩の悲劇と苦悩に幼心に感動していてのですよね。歴史好きな友達もいなかったので、そこまで興味の無かった新撰組の話題でも、友達と一緒に話せて盛り上がれるのは、嬉しかったのです。
少女漫画では、渡辺多恵子さんの『風光る』という、良く出来た漫画も店頭に並び出した頃で、借りてたなあ。当時は非常に真面目な生徒でしたから(と言うよりも興味がなかった)、漫画は一切読みませんでしたけどね、これだけは。

元々その子が新撰組に興味を持つ切欠だったのが、当時大人気だったるろうに剣心だったらしいのですが。前述のように、私は小学校後半~中学までは漫画は読まなかったので知りませんでしたけど。このるろ剣の影響も絶大たったようですが、他にも司馬遼太郎の小説あり、元々この「新撰組」という組織は、乙女には人気の題材だったようですね…うううむ。
現在もしばしば漫画小説の題材になってますもんね。

高校では高校で、またも新撰組好きな友人ができまして、一緒に土方巡礼したり京都幕末巡りをしたり。これも楽しかったな。


前置きが長くなりましたが。
とにかく、どういうわけか、あんまり惹かれなかったのです。
一通りの小説も含めた本やら、果てはゲームまで(笑)、手を出してはいますけどね…

乙女達は何処に惹かれるか…
男性ばかりの組織で、揃いの隊服。個性豊かな隊長格の剣士達のキャラクター。「誠」の旗の下に己の道を貫き通した、その信念。滅び行く者達への哀惜…
こんなところでしょうか。


どうにも、幕末…新撰組と言うと、自分には「よくわからないもの」。
小説漫画で作られたイメージが先行してしまい、“作られた世界”というイメージがどこかあるのです;;情報が多いだけに返って自分の中の解釈がつけずらい。
それなら自分で史料を読めばいいだろう、というのは最もな話なんだけども。
大変面白い時代である事は確かだし、興味があることは確かなんですけどね。

「この人物のここに惹かれた!」とか、「この事件のここに感動した!」とか、自分がはまるには当然そういうものが切欠になるのですが、新撰組にはそれがイマイチ、自分に響くものが無かったんだよね…土方や沖田など、やっぱり乙女に好まれがちな彼らにも、あんまりね。

それに、幕末ファンというのは多いので、一歩引いてしまうのかもしれない。
新撰組関連となると、新人物往来社辺りで、専門に研究を行っている方では無い方々の書籍が膨大な量出版されているのを見るにしても、しかもその中の女性の著者の多さを見るにしても、「新撰組」が多くの人々にとってその情熱をかけられる程に大変魅力的なもだ、という証拠ですもんね…。本当に凄いことです。
あっ、そういう書籍では、中には思いも寄らぬ説が飛び交っていたりしますよね…
そう言えばうちの父親も、歴史特に日本史なんざ殆ど解さない男ですが、新撰組や幕末だけには興味があるようで、ちらほら私の幕末本や小説を読んでいるのを見かけました。


今回のこの本。新撰組本としては面白い切り口かと思います。
こんなに「あんまり興味は無い」みたいな事を言っていて、何でまた買ったのかと言えば…大学の側の古本屋で、100円だったからに他なりません(ヲイ)

歴史に名を残すような人達は深い教養を持ち、戦国武将なんかでもその作と伝えられる漢詩やら和歌なんかが残っていたりします。こういうものに自分は興味があって。
私は歴史を専門としたし、また好きであっても漢詩和歌に造詣が深いわけでも無いので、その良し悪しが判ぜられないのが何とも残念に思っていました。
この本は、文学の専門の方が、土方作の俳句について書かれたものなので、そういう意味では自分にとって非常に興味深い。

詩というのは、その人の感性…その物を、どういう視点で見ているのか、何を感じているのか…が、よく出ると思います。
日記的な散文の方が良くわかるのかもしれないし、詩だと人によって解釈の齟齬も出てきますが、それでも、作者の性格が良く見えるんじゃないかな。かえって、内面がよく反映されるものなんだと思う。考え方とかね。

土方の句…
小説やら漫画では、総じて「あんまりうまくない」という評価。司馬氏の影響が大なようですが…そうでもない様子。こういうのは好みもあると思うけどね。

買ったときは、安いし面白そう~程度でしたが、改めて見直すと、なかなか興味深いテーマの本だな。まだ開いたばかりです…


俳遊の人・土方歳三 句と詩歌が語る新選組 PHP新書 (PHP新書)俳遊の人・土方歳三 句と詩歌が語る新選組 PHP新書 (PHP新書)
(2003/12/16)
管 宗次

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