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梅が香にむかしをとへば




29日の写真ですが、思いの外綺麗な写真が撮れました。
お城と、梅の花と、そして夕暮れにグラデージョンのかかった空が綺麗。夕暮れなんですけども(私はあんまり午前中活動しないので…)、夕暮れ時の空というのは、こんなに沢山の色を持っていたんだと改めて知りました。

私はたまにこうして、お城のベンチでアイスをつつきながらぼんやりするのが好きです。銭湯とならんで、いい気分転換になります。行き詰った時、こうしてお城を眺めていると、静かな気持ちになる。

500年だろうか400年だろうか、五層の天守閣としては最古のものであり、日本で4つある国宝にひとつ。
悠久の時というには短いのだろうけど、ずいぶん長い月日を越えてきたわけだ。私なんかよりも沢山の時を知っているし、沢山の物をこの地から見てきたわけ。
そういうものを見ながら、私は昔を想像するのが好き。
どんな人が住んでいたのだろう、どんな戦いがあったのだろう。ここは昔、どんな街が広がっていたんだろう。
そんな昔に思いを馳せるのが好きなので、私は歴史が好きだし、古い建物や道具なんかにとても惹かれる。

私、今の大学を選んだ理由の一つに「城がある」というのがあるんですよ(笑)
当然、ここしか受からなかった…のがホンネですけどね…

だから、大学からは遠いのですが、今はお城の側に住んでいます。
毎日ゆるやかですが坂道登ることになってしまいましたが、そんなことより、この地に住むからには城の側でなきゃあ意味が無い!!
という心意気です。
意外とねー、大学の側に住む人ばっかで、城は滅多に見ないって人が多いのですよ。当然と言えば当然ですけどー
私に言わせたら勿体無い。ここに住む意味が無い!

城の越えてきた物に比べたら、自分なんて小さいもんだ。
ぼんやり眺めながら、いつもそう思う。悩みがすっ飛ぶわけではないけれど、ちょっと満たされた気持ちになります。


また、観光客ばかりの中で、チャリでふらっと寄って見られる、というのが良いんですよ。観光客の皆さん、忙しそうだな~なんて余裕くれて(笑)ゆったり眺められる贅沢さがたまらないです。

その日はローカルテレビ局の撮影をやっていました。
アナウンサーらしき人と、カメラの人がいて、何度も何度も位置を変えたり歩く早さを指示したりした同じ場面を取り直ししていました。お、恐ろしい…撮影ってこんなに大変なのね。

そしてね、同年代の人がほとんどいないんですよ。
大学生なんだから、もっと城好きとかいてもいいじゃん…といつも思います。

季節が一つ前のようです



これ、何の花だかおわかりでしょうか。

そうです。梅の花です!!

関東ではもう桜も咲く頃だといいますのに、なんとこちらでは梅。
さすがの私も呆れました。
実家にも紅梅がありますが、もうとっくに散っています。梅って、2月頃に咲きますよね…何だこれは!長野はまだ冬なのか!!

今年は暖冬で、確かにこちらも暖かかったです。それなのに梅…
まさかとは思いましたが、お城の梅は咲いていました。当然、桜はまだ。蕾も膨らんだかなあ…という程度です。お城の周りに置かれた「夜桜会」の看板が空しい(笑)

夜桜会は「桜の開花宣言後から8日間」らしいですが、いつになることやら。桜は例年、4月の半ば、10日以降に咲いていたと思います。
早く暖かくならないかな…

梅月

カテゴリー追加で、「散歩」を設けてみました。
散歩、好きなんです。
自分は歴史の感じられるもの…寺や神社だけでなく、普通に民家でもお店でも…とまあ、こういうものが好きなので、裏道に入ってはいろいろ探検しています。

今更感がありますが、自分は松本に住んでいます。この松本、かなりレトロな建物が多いんです。

今回は、近所の和菓子屋さん『梅月』


「梅園」という菓子が有名です。
こちらは落雁のような白く柔らかな地に、赤い梅あんが混ざりあう視覚的にも美しい一品。茶席の菓子として、全国的に有名とか。

私は落雁はあまり好きではないので、もう一つの「白梅」の方が好きです。こちらも梅の果肉がふんだんに使われ、ゼリーのように仕上げられた品。爽やかな風味で美味しいです。

昨日ちょっと寄って来たのですが、この時期の桜餅が食べたかったのです。
去年、どうしても桜餅が食べたくて、そういえば側に和菓子屋があったなあ…と思い立って寄ってみたんです。今年も、また桜餅を買いに行きました。

ご覧の通り、外装も、店内も、とにかくレトロ!!!
店内は思わず懐かしくなります。かなりいい味!!
番台があったり、レジも年季が入っています。欄間もまた、「梅月」の名の如く梅や柳の模様が入り、何ともいえません。

「すみませーん」

声をかけると、中からお婆さんが迎えてくれます。
お幾つだろう…恐らく、80歳は超えているかも。白髪を綺麗にまとめ、お声にも張りがあって元気です。

桜餅、白梅、そして鶯餅…と頼んでいたところ、

ジリリリリーン!!

きたーーー黒電話!!
今時なかなか聞けませんよね!黒電話の元気な音を聞いて、懐かしくて思わず笑ってしまいました。

「ちょっとごめんね!」

中に入っていくお婆さんを見送りながら、私は店内の見学。
ほんと、年季が入っているなあ。いつに建てられたのだろう。
きちんと並べられた和菓子の上には、なんとサランラップ(笑)乾燥を防ぐためでしょうが、なんとも庶民的で良いです。他の品としては、ウエハースケーキなるものもあります。こちらは、ご老人に人気だとか。

「ごめんね!電話でお赤飯に炊き方をきかれたもんだから…」

お婆さんが戻ってきました。
お会計を頼みながら、色々と質問してみました。

明治、大正には既にここで、この建物で営業していたそうです。
間口はあまり広く見えませんが、後ろに長い武家屋敷の造りで、お店の後ろに工房があるそう。長男は、私と同じ学校の全身である、旧制高校を出てウチの学校の名誉教授になり、ついでいるのはその弟さんです。

「経営者になるもんじゃないよー大変だよ」

そう言って、お婆さんは笑い自分の代で店はお終いにするつもり…と語っていました。そんな、もったいない…と、部外者である自分は簡単に言うけれど、当事者になってみれば問題は沢山あるんだろうな…
でも、やっぱり寂しい物は寂しい。例え、あと一年で自分はこの地を離れるとしても…

梅月のお菓子は、こんな袋に入れてくれます。これに、桜餅やら鶯餅といった生菓子まで入れちゃうんだから凄い(笑)




中身。ここでもサランラップ(笑)一つ一つくるんで入れてくれます。




白梅



鶯餅



桜餅



松本では、このタイプの桜餅が主らしい。梅月には、白あんと普通のあんのものがあり、白あんだと地はピンク。通常の物は無着色。やっぱり、和菓子屋のものは生地がもちもちしていて美味しいです。

松本へお越しの再は、是非どうぞ。
元気なお婆さんが迎えてくれますよ!!


…とまあ、自分の備忘録としても記録を付けてみたいと思います。
昨日写真をUPしたら、思いのほか簡単だったのでまたやってみました(笑)

プロフィール

雲隠

Author:雲隠
本、音楽、漫画、アニメ、ゲーム、歴史が好きな社会人。

L'Arcから始まりまして、ヴィジュアルな音楽に興味があります。

黒くて綺麗なのが好きです。

hyde贔屓ですが、yukihiroも気になる…

最近はemmureeが熱い。

よろしくお願いします。


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