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最近読んだ漫画と本

あんまり読めないでいますが、『風光る』をまとめ買い。
風光る 22 (フラワーコミックス)風光る 22 (フラワーコミックス)
(2007/06/26)
渡辺 多恵子

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ブックオフでちょうど持っていない巻が続いて売っていたので、即買いしちゃったよ。26巻まで…最新は27巻らしい。

中学の頃に友達に借りて、それからずっと高校までまた別の友人に借りていたのですが、大学行った頃に自分で買い始めました。貸してくれた友達と離れちゃったからね(笑)
そうじゃなくても、自分で持っててもいいなーと思う漫画だったので。絵も丁寧で綺麗だし、作者さんが物凄い勉強されてるようなのも、とても好感持てます(エラソーだな)

表紙を見ればわかるよーに、新撰組のお話です。
女の子が新撰組へ入隊・・・ってえのは、少女漫画のネタとして昔からよくありそうなお話なんですが、この作品ではそのフォローが凄い(笑)結局、都合よく話まわってんじゃねーか!と思わなくも無いですが、ね。少女漫画だし!
それに、ここまで背後を固められると、やっぱり納得せざるを得ない気にもなってくるんだ…。
出てくる人がみんな良い人過ぎるけどね…!!
フ○ーザ様のように、どっからどう見ても悪い人なんていません。人情味のある、温かい人ばかりです。史実はどうであれ、こであったらよいな・・・と思ってしまいます。


21巻を、大学何年かの頃に買ってそのまんま、いつの間にか買わなくなっちゃっていました。
久しぶりに読んだけど、やっぱり良いね。お話が凄い丁寧だもんね。丁寧故に、話がほんとなっかなか進まないけどね(笑)しばらく放置していたので、もう伊藤一派は暗殺でもされたのかと思いきや、まだまだ表面上は袂を別ってもおらんとは。日野時代の回想話まであるし(笑)
しかし、沖田の心境には大きな変化があったみたい。遅いよ!いよいよ少女漫画だな…

ここに出てくる、斎藤さんが可愛くて好きです。相変わらずの仏頂面だけど、心の中はどうしてどうして。今回買った5冊でも、報われ無すぎて可愛そうだけど可愛い!



本は、引き続き北方謙三の『三国志』。
いよいよ10巻を越えて、あと3冊です。…10巻を読みえてから、しばらく図書館へ行けなかったから、少し間が開いてしまった;

本が好きなのは好きなのですが、長編が苦手なんです。今まで一番長かったのは、中学の頃読んだ『里見八犬伝』の8巻かも;
割りと辛抱と根気が足らんのかね。

11巻を借りてきたものの、これがまたなかなか読めないんですが。
既に、関羽も張飛も亡い劉備軍…重要人物が次々と亡くなるのは、知っていてもやっぱりツライ。
友人には、この三国志の呂不と張飛がカッコいい…と何人かに聞いていましたが、確かに…。呂不は哀しい孤高の戦士で、張飛は大きな優しさ、思いやりを秘めた強将だった。
それに、馬超もカッコいい。どこか超然としていて、達観した王子。横山さんの漫画では、凄い派手に泣いてたが…
でも馬超ってどこでもカッコいい気もする。
趙雲は若干、印象が薄いかも…趙雲好きなんだけどなー。ここでは馬超の方が気になった。

それにしても、荀程の人がどうしてそうもミカドに執着するのかがよくわからん。曹操の考え方の方が、自分はよっぽど明瞭だしいいような気がするーと思って劉備の考えにもどうにも疑問が浮かぶのです。


『蒼天航路』も読んでますーやっぱり借りて。
これもなかなか面白いです。魏に愛着が出ます。魏の軍師たちが好きです。
エロとグロも甚だしいですが、誇張した表現はネタなのかと思ってちょっと笑える。




『新・平家物語』の義経が凄く良いヤツだった…という話を聞いてから、物凄く気になってます。
2月の京都では義経めぐりをして、3月末に行った神戸旅行ではがっつり源平巡りをしてきたし、図書館では職員の方で同好の方がいる事を発見して物凄く嬉しかったのとで、またも個人的には源平ブームが来てます。
もっとも、今の自分がつくられたのはこの源平時代…『平家物語』に興味を持ったことによる、と言って過言ではないので、永遠に源平ブームなのかもしれんです。

そうなのです!同好の方…
それが発覚したのが、私の辞める一ヶ月前くらいだったんですよ!それまで散々、同じカウンターで作業してたのに、全くそんな話をしませんでした。勿体ねええええ!!ずっと同じ係だったのに!
私が京都に旅行に行く…という話しをちらっとした時に、「○○さん(その方)も京都好きで良く行くみたいよ」という話を聞いて、尋ねてみたんです。そしたら平家ファンだと。しかも聞いてみたら、だいぶマニアック(笑)最高。
しかし、長年追い求めてた(?)平家物語ファンに会えたと思ったら、早々にお別れでした…。
まあ、普通に図書館行ってアドレスでも交換してこようと思ってますが。
それに、結局、お互い同じ自治体の公務員となったわけなので、どこかでまた一緒になる可能性もあるしねー。


話が逸れましたが『新・平家物語』。
やっぱりぶっくおふで探したところ、2巻以降からしか売ってない!飛び飛びだし。これじゃ読めん。
借りてもいいけど、借りに行くのも最近はなかなか出来ないので、やっぱり探そうと思ってます。

新しい旅へ

諏訪緑さんの『玄奘西域記』の続編が、6月ころからwebで連載されるそーです!!

うわ~楽しみすぎる~!!

玄奘西域記 (1) (小学館文庫)玄奘西域記 (1) (小学館文庫)
(2000/01)
諏訪 緑

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これは今手に入る、文庫版の表紙。カタイけど、中身の絵はやっぱりほんわかしててなんだか可愛いです。2巻では絵が更に綺麗になっていて、突厥の王子・ハザクが麗しいです。玄奘もかっこいいしね~。このコンビ、好きでした。最後のシーンはね…胸がアツくならざるを得なかったよね!またこのコンビに会えたら良いな。

しかし、お話は綺麗に終わったので、どういう形でこの続編が描かれるのか気になりますね~。主要2人は登場しないで、脇キャラのその後かも知れないし。
自分もこの文庫版で持っているんだけど、中古ででもPF版のが欲しい…。コレクターだからなあ。

『時の地平線』で諏訪さんを知って、次に読んだのがこの作品でした。
わかいらしめな絵柄と、ふわっとした雰囲気ではありますが、お話の内容は結構難しいんですよね。
玄奘とハザクの長い旅は、なんというかとても爽やか…よいのですよ。真っ直ぐで、純粋で、一生懸命で、お話の主人公はこうあるべきだというかなんというか。王道なのかもしれないけど、こういうのがイイですよ。


よそさまのブログで知り、諏訪さん公式HPの日記で詳細を確認して、今からもうわくわくしてます。
勿論応援させて頂きますともー!

スラムダンク

今更『スラムダンク』なのですが。

うぉーーー

ナ イ タ ゼ・・・


20巻辺りからもう、泣きっぱなしっすよ。
花道やらゴリやらミッチーの、試合にかける精一杯な姿を見ながら、ハルコさんや徳ちゃんやらの観客と一緒に自分も涙、涙。タオルとティッシュ片手に鼻かみながら読んでました(ヲイ)

…涙腺緩み過ぎだろいい加減

正直、自分もここまでとは…酷いもんです



結構前に友人から借りていて、ちょっと放置してしまったものの最近また読み始め、昨日読了。
アツかった!面白かった!
最後の話では、試合の終盤、迫力満点な試合風景のみで台詞は無し。それ故に、試合の息もできないような緊張感、スピード感、そして、自分も実際の試合の観客の一人となっているような臨場感を生み、目が離せない場面展開で、圧巻でした。
井上さんの並外れた画力あってこそのものなんでしょう。それと、見せ方の上手さ。
読みながら自分まで力が入りましたね。


これはアニメで見ただけだったので、ずっと読みたいな~と思っていた作品でした。すごく人気あるしね…
確かに、それだけの事はありますね。とても面白かったし、着々と成長し、変化していく主人公やチームの様子には、本当に引き込まれました。登場人物たちと一喜一憂、完全に自分も、お話の中に入ってました(笑)
最後の数巻は、メンバーそれぞれの熱い思いが伝わってきて、また物凄い頑張っていて、そんな様子を見るともうダメですよ。泣く。
母親や祖母は、TVでマラソン見てて泣く人なんで、完璧にその血を受け継いだと見た。


湘北メンバーのキャラもみんないいし、ライバルチームのキャラクターもまたそれぞれにドラマがあってよいですね。
前にも書いた気がしますが、小学校の頃にアニメで見ていた時は、単純なもんで流川が好きでしたね~。クールな美形キャラですからね。何年か前に再放送見てた頃はミッチーが好きで、今原作で読んでみると、メガネ君が良いね!

主人公の桜木花道は、子供の頃にアニメで見てた時、やたら自信家でうるさいなあ位にしか思ってなかったけども。
最早、可愛く見えてしょうがなかった。自分の年齢が、当時から結構いってるからってのもあるのかも…(笑)
自称‘天才’な単なる自信家というわけでなくて、先輩や仲間の言葉を吸収し、地道な努力を積んで頑張ってるんですよね。そして、結構仲間の事も考えててねえ。「ゴリの弟」だとか、メガネ君に「引退延びて良かったな」だとか、いや~いい子じゃないか!
主人公だからね、そら当然なのかもしれないけどもね。妙な話、神奈川でも、まして全国的にも無名なチームだったわけですが、「コイツならやってくれるのでは…」と、安西先生やその他漫画の登場人物と同じように思っている自分がいるわけで…
いや、お話なんだから、そりゃあ主人公に都合よく大体の場合話が回るのは当たり前で、展開もそこそこは予測がつくもんなんですが、それも含めてそうキャラクターに期待している自分…というのは、この物語に入り込んで読んでいるからこそ、のものなんだと思います。今後が見たいなーと。それだけ引き込まれるお話って事ですか。


‘炎の男’ミッチーはやっぱりカッコイイね~。
毎度毎度、試合にグレてた時の仲間が駆けつけて、この‘炎の男’という旗を振って涙ながらに応援しているのが好きでした(笑)物凄くイカツイのに涙で「三っちゃーん」と応援してるの。どんだけ好かれてるんだ(笑)
自分がグレてバスケットから離れていた数年を悔い、悔し涙する姿。そのブランク故に体力が無く、最後の試合では視界もかすむようなへろへろになりながらもガツッとシュートを決める姿はもー、男ですね~。カッコいいぜー
「オレは三井寿 あきらめの悪い男」ってのが良かった。


そして、メガネ君だ。
彼の三年間の思いをかけたシュート辺りから、泣けてしょーがなかった。
中学の時に「体力をつけるため」と入部した部で、いつの間にかバスケットボールが大好きになっていて。高校では、次々と辞める部員の中でも頑張って、ゴリとメガネ君と、たった2人だけ全国制覇を夢見て練習していた。
スタメンでなくても、地味でも、部を支え続けて、誰よりも勝利を信じていた…穏やかで優しいけど、かなり熱いものを秘めてると見た。台詞がいちいち泣かせるね!

うん。そして多分、メガネ君は、あの超人的な主要メンバーの中で、一番読者に近い立場…だからなのかも知れない。
感情移入し易いのでしょうか。メガネ君と一緒になって、私達読者は部を見守って、応援して。時に解説してくれて(笑)良い仕事してますよ…
彼は、設定で身長178とあったけど、一般的には結構大きいですよね…
漫画の登場人物達が、みんなover180が普通だったので、絵では小さく見えてますけども…ってか、他キャラ設定がでか過ぎる(笑)私のリアルの知人の中では、185センチの人が一番大きかったかなあ。自分も背が低い方じゃありませんが(女子では)、ちょっと見上げてしまうような感じの、かなり背が高く感じましたっけ…。


変に話が長くないのも良いね。そして、目標一歩手前な終わり方も良いなあ。
ただ、一試合の話が凄ーく長い気がしました。本何冊かにわたってるのもあった気がする。それでも一気に読めてしまいますけどね。
これも、そうだなあ。
大切な何かを改めて思い知らされるような作品ですよね。

自分も何かこう、我武者羅に頑張れたらな。学生の頃は、中途半端だったからなあ。・・・と、自分を振り返ってそんな後悔の念も多少生まれてしまいましたが(笑)うん、これから頑張ろう。

漫画を大人買い

うしおととら (第1巻) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)うしおととら (第1巻) (少年サンデーコミックス〈ワイド版〉)
(2000/08)
藤田 和日郎

商品詳細を見る


『うしおととら』を大人買い。

小学校だかの頃に人気があった作品だと思うので、名前とキャラクターだけはちらっと見て知っていたのですが、読んだこと無かったんですよね。ジャンプやマガジンの漫画はよく読んでたけど。

何故今になってか…と言うと、深夜にたまたま見た、NHKの『マンガノゲンバ』で、作者の藤田和日郎さんの特集を見たからなんですよ。最後の15分くらいかそこらだったんだけど。それだけでも、かなり藤田さんのこだわりみたいなのが伝わって来ました。

藤田さんの、少年漫画に対するスタンス…少年漫画哲学、というようなもの、凄く好きだと思った。
『マンガノゲンバ』では、ご本人がツく語っていたけれど、自分の描く少年漫画に、本当にこだわりのある人なんだろうなと感じました。
少年時代の王道!と言える、心の強さや成長、前進する力、人間の優しさ、みたいなものを詰め込んで、読み手に直球でブツけてくるような作品を描かれる方なんだな~と思い、自分も読んでみたいと思いました。

私も少年漫画が好きですが、それはやっぱり、藤田さんが言っているような事に惹かれるからなんです。それは、小学校の頃には「セー○ームーン」とかね、少女漫画ばっかり読んでましたけど、自分は小説でも漫画でも、恋愛系話は殆ど食指が動かな…、まあね。時代物が好きなくらいなので、元々そういう人間ドラマであるとか、壮大な話が好きなんだと思います。


まだ途中だけど、作品のアツさは相当なもんですね。
絵は決して上手くないと思うし、洒落てもいない。女子の(私の)喜ぶ美形キャラもいないけど、作品の力強さはヒシヒシ、いやビッシビシ伝わってきます。
むしろ、荒削りであるからこそ、の力なのかも。
余計な装飾がないから、その分、話の核にあるメッセージが直に伝わってくると思う。
自分は絵が好きになれないと漫画も読めない派なので、最初はやはり抵抗ありましたが、読んでると全然そんなところ問題じゃないです。

少年はあまりにも強く優しすぎて、とてもそうはできないだろ!!と思うことはしばしばだけど、一話一話の最後はちょっと泣けてくるものが多いです。昔忘れてきた何かを思い出せる気がする…(涙)
語られてる事は一貫していて、実にストレートなんですよね!少年漫画はこうでなきゃな、と思う。

度重なる試練にも立ち向かって、他者のために力を振るう少年。純粋すぎて真っ直ぐすぎて、こんな少年いないだろ!とは思うものの、その不屈の精神で化物に喰らいついていく姿は、思わず胸が熱くなる。彼らと関る人々とのやり取りや、変化もいちいち軽く泣けるんだ。自分も涙もろくなったもんだ。
これは是非少年に読んでもらいたいよね…。‘少年’漫画だから当然なんだけども。


相棒(?)のとらが可愛いな…
年中「喰ってやる!」と言ってるけど、車とかテレビとかにはしゃいだりイタズラしたりして可愛いなーもう。表紙とかでは凄いキメ顔で怖いキャラだと思っていたけど…私も欲しいくらい(笑)
それと、長髪スキーなので、槍使ってる時の長髪うしおとかとらは結構好きなんだ。とらは妖怪ですが…

あと、妖怪が怖いです。さすがにこの年でトラウマって事は無いですが、これは小学生の頃に読んでたらほぼ間違いなくトラウマものだろうな(笑)怖いし何より不気味…!


そして問題は、中古で買ったので途中が7巻と、9~17巻まで開いてしまっていると言うことです…(最悪)

旅行に備えて

いよいよ今月、になってしまった京都行きに向けて、準備を進めています。
先日友人とご飯しながら話し合った結果、やっぱり新撰組巡りはする事になりました(笑)
話し合った、と言ってもかなーりアバウトなので、大体この辺を巡るかね、程度にしか決めてませんが…壬生界隈と、池田屋には行こうと思ってます。


なので、最近は 『燃えよ剣』 を読み直し中。
うん、面白いですねやっぱり。高校だかの頃に読んだ時よりも、今の方が面白く感じてますな。
なんせ、当時の読了後の感想や内容、殆ど覚えてないんですもん;…意味無いじゃん!
まだ上巻の前半で、試衛館で仲間とやんちゃな事をやっている最中なので、京都行く前までには土方にも京都行ってもらにゃー。頑張って読もう。

そう言いつつも、今むしろメインで読んでしまっているのが、藤沢周平の 『蝉しぐれ』。
買ったものの、なかなか読めなかったのですが、良いですねこれは。少年の直向きな生き方がいい。
背景に流れる穏やかな空気、美しい情景の描写も素敵だ。
こちらは、もう少しで読み終わりそう。

そして、司馬遼太郎の 『項羽と劉邦』 が、気になってしょうがない。
これも読みたいとちょっと前に買っていたのですが、なかなか手が出せず…
でも、映画の『さらば、わが愛』に出てきた京劇、「覇王別姫」のお話って、まさしく此処じゃないかー!と思い、これも同時にぱらぱら読んでます。
「虞や虞や、汝を如何せん」の漢詩でくらいしか、この逸話について知らないんですよね;あっさりしたもんです。


そしてもう一つ、今更になって『深夜特急』なんて読み始めました。
1巻だけ、何年か前に新潮文庫の夏のキャンペーンの時に購入していました。これも何年も放置してしまい、買ったことすら忘れていた(酷い)
本棚整理していたら発掘されまして…
実に旅に出たくなりますねこれは。特にシルクロードブームですから、個人的に。
中学だかの頃、大沢たかおがこれのドラマやってましたっけ。
こんなに細かく分冊しないでもいいのに…続き買ってこなきゃな。


一つが片付く前に、同時に幾つも本を開いちゃうんですわ。
結局、ある瞬間から一つに集中してしまうのですが、気が多くてついつい同時に幾つも手を出してしまいます。
時間が出来たので、積読本を消費しないとね…


覇王別姫

チェン・カイコー監督の、『さらば、わが愛 覇王別姫』 というビデオを借りてきました。
すごいタイトル; ちょっと借りるのに勇気が要りましたよ(笑)

さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]
(2005/11/25)
レスリー・チャンチャン・フォンイー

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この方、男性ですよね…?歌舞伎みたいに、女形の役の。


私は皇なつき、という漫画家が好きで、作品を集めているんですよね。
最近もまた、買いそびれていた『山に住む神』のあすかコミックス版と、『夢源氏剣祭文』、同名の映画を漫画化した『始皇帝暗殺』を買い集め、一人悦に入っていました。
『山に住む神』は、文庫版で既に読んでるお話ばっかりなんだけども、「越人歌」というお話が、多分これにしか載ってない、と思う。ので、買っちゃいました!

皇なつきさんは、絵が、とにかく、綺麗なんです。
どのコマを取っても、一枚の絵として飾りたいくらい。どう眺めても、うつくしいですねえ…。

人物の顔や黒髪が美しいのもありますが、衣装と背景の細かさは、圧倒されます。よくよく調べて描かれているんでしょう。文庫版『梁山泊と祝英台』の後書きで、
「私が漫画で描きたいもの、というのは、ストーリーよりは絵、特に『衣装』」
と仰られていましたが、ほんと素敵ですよ。

「ストーリーよりは…」と書かれてますが、しかし。お話自体もとても良いです。
どれも時代背景や習慣をしっかり調べて描かれたのがよくわかりますしね。


皇さんについては、以前も妙に長々語ってしまったんで、この辺で本題。


古本で、ですが、私が皇さんの漫画で一番最初に買ったのが、京劇をめぐる人々を描いた、『燕京伶人抄』のシリーズでした。




しばらく絵を眺めて満足しているだけで、じっくりまともに読んだのは去年のこと…;放置しすぎだろ。
なんせ、あんまり馴染みの無い京劇のお話だし、中国の近現代のお話だし…で、取っ付き辛かったのですが、読んでみたらこれ、いまや皇さんの漫画の中で一番のお気に入りです。


この漫画の後書きに出てきたのが、この『さらば、わが愛』の名前だったんですよね。
皇さんは、この映画の影響で、京劇を題材にした漫画が描きたい…と思われたということでした。
そう言われると、どうしても気になってしまうもんです。
特にこう、自分みたいな追求型の人間には。

調べたら図書館にあるようで、早速借りてみました。
ネットの評判を見ると評価はかなりいいし、俳優さんの妖艶な美しさだとか…わー!そういうの大好きです!!(ヲイ…)

京劇って、中学の頃に音楽でビデオ見た程度で全く詳しく無かったんですが、面白そうだな~と興味はありました。伝統芸能って好きなんです、歴史や伝説を扱った作品っていうのがね。
そして、皇さんのこの漫画で、いっそう興味が沸いたんです。これを読んでた頃、ぽちぽち京劇について調べていました(笑)

京劇ってと、芥川龍之介も好きだったとか。なんかの評論を見たことがありましたが…
なんだったっけなあ。
昔から、日本にも結構ファンの方っていらっしゃるのですね。


いずれにしても、近いうち見ましょう。
3時間の大作ですが、楽しみです。妹と一緒に見ようかな。

うつほ草紙

『うつほ草紙』、前に中断した所から読み始めたら、内容が解らなくなってしまったので、結局最初から最後まで、一気に読んでしまいました。
うつほ草紙 (1) (小学館文庫)うつほ草紙 (1) (小学館文庫)
(2003/02)
諏訪 緑

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うっ…
表紙の絵がが出ない…



楽天にはあったのでこちら。表紙が、主人公の清原俊華牙。トシガゲ、と読むのです。
原作の、古典文学の『宇津保物語』では、“俊蔭” と書くそうですが、ここでは“俊華牙”なんて、華やかな字が当てられています。素敵です!
長いざんばらな髪が素敵な少年です。


主人公、清原俊華牙の成長で最後まで行くのかな~と思いきや、お話はもっと壮大かつ、因縁に満ちたものでした。彼の子供、そして孫に至るまでの人物を巻き込んでのお話。
俊華牙があんあにも短命で、途中で亡くなってしまうとは…。しかし、当初からの登場人物、波斯のナジャ船長は、物語の最後まで絡んでくるので、期間としてはそこまで長くは無かったんでしょう。

そして、それだけに俊華牙の事が不憫に思えてしまったんですよね。
元々、遣唐使の副使として、16歳の若さで抜擢されたのは、清原を陥れようとする藤原氏の謀略だった。すなわち、日本に帰れる見込みの無い渡航をさせ、俊華牙を亡き者にしようとした…わけですから、そこでナジャ船長に助けられ、波斯で文官として様々な事を学べたのは、幸運だったかもしれない。
しかしそこで、一番大切なものをなくし、呪い…というか、末代に渡る因縁をも得てしまった。
結局、俊華牙の必死に生きてきたこれまでは、なんだったのだろうなあ…なんて、考えてしまったわけだ。
日本に戻ってからの俊華牙は、晩年まで辛そうだった。最晩年は、人相まで違ってしまった感がある。


中でも最もショックだったのは、俊華牙の乳兄弟・琴職人の春音です。
まさかまさか、あんな事になってしまうなんて…(涙涙)

可愛くて、トシカゲ大好きな健気な少年、といったくらいの印象だったのが、どんどん存在感を増し、俊華牙にとってかけがえの無い存在であることがわかりました。二人で一つ、という。

そして問題の、あの場面。

ひょぇえええ!!

いえ…
最初からどことなくそんな雰囲気を匂わせつつ、それが心地よくもあり、二人の関係も微笑ましく見守っていたんです。
そしてしれが、最後の最後で、こう!

でも、さっきの悲鳴は嫌悪感からではなくて、むしろビックリしたから、な方なんです。
春音が、俊華牙が物凄く大好きなんだというのはわかっていましたが、その“愛”の部分が、こういう “愛” だったのか!!・・・という。

描写はごくさらりと、あっさり、自然なものでした。
でも、それがとてもうつくしく、崇高なものに感じられましたね。

状況としては男の子同士のキスという、あれな状態なわけなのですが、少しもおかしくは無かった。


魂で、深いところで繋がっているんだろうなあと。
幼い頃からずっと一緒で、同性同士だからこその、深い繋がりというか。とにかく印象深いシーンでした。

…それに、冷静になって考えてみると、春音は、彼の言葉にあるように、俊華牙から苦しみや悲しみ、そういうものを全て自分が飲み込んで、連れ去ろう…と考えての事だったのかな、とも思います。
諏訪さん作品で見たことの無いようなシーンだったので、かなり取り乱してしまいましたよ私は!(笑)
しかしいずれにしても、あんまりにも切ないです…


それでも、孫の代になって、俊華牙の遺恨も因縁も、全てが断ち切れて、晴れたのは、本当に良かったです。藤原との関係も、良い方向に解決できそうだし…

そう上手く解決出来たことは、やっぱり俊華牙と春音の波斯での活躍があったからこそなんでしょう。
うん、それならばやっぱり、俊華牙の人生も、報われたと言えるんじゃないか。



文庫版全3巻の、2巻目真ん中辺りまでは、ペルシャだとかその辺のお話なので、エキゾチック?な、なんとなく国際的な香りがしますが、それ以降は日本に戻ってきます。しかし、そこでも船長がお目見え!
って、船長ってどんな肩書きだ!
でも、お年を召してもすてきだ~船長。平安時代に、ペルシャ人なんて来たことあったんでしょーか?
ナジャ船長は最後まで色々と世話を焼いてくれたので、嬉しかったです。ホッとしますね。
やっぱり物語の初めから登場していた人が、全員入れ替わってしまったら寂しいじゃないですか~!いくら歴史物でも!



私は、とにかくお話の顛末が気になって、先へ先へと読み進めていたので、イマイチ読み込みが甘く、深い部分はまだ飲み込めていません;;もっと色々なテーマが込められた、もっともっと奥深いお話だと思います;

原作の『宇津保物語』を、現代語訳ですが借りて来ました。また原作を(と言っても、“俊蔭”の章のみですが)読んでから、この漫画を読み返そう。

プロフィール

雲隠

Author:雲隠
本、音楽、漫画、アニメ、ゲーム、歴史が好きな社会人。

L'Arcから始まりまして、ヴィジュアルな音楽に興味があります。

黒くて綺麗なのが好きです。

hyde贔屓ですが、yukihiroも気になる…

最近はemmureeが熱い。

よろしくお願いします。


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